【TypeScript】初学者がオライリーの本でTypeScripeに入門する

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はじめに

4 月から新しく参加させてもらう長期インターンで TypeScript を扱うっぽいので、オライリーの本で TypeScript を勉強したので記録として残します。これからこの本を買おうとしている人などの参考になれば幸いです。

今の自分の状況

9 ヶ月 Swift を扱ってインターンで実務経験的なことをしていたので、静的型付け言語にはある程度慣れている状態です。逆に、Swift 以外はほとんど触れたことがなかったので、この本を読む前に一応、Udemy で JavaScript の基礎みたいな授業はさらっと見ました。

Udemy の講座

https://www.udemy.com/course/front-dev-tutorial/

それ以外はほぼ初心者の状態です。

書籍の紹介

天下のオライリー様です。

目次

  • 1 章 イントロダクション
  • 2 章 TypeScript : 全体像
  • 3 章 型について
  • 4 章 関数
  • 5 章 クラスとインターフェイス
  • 6 章 高度な型
  • 7 章 エラー処理
  • 8 章 非同期プログラミングと並行、並行処理
  • 9 章 フロントエンドとバックエンドのフレームワーク
  • 10 章 名前空間とモジュール
  • 11 章 JavaScript との相互運用
  • 12 章 TypeScript のビルドと実行
  • 13 章 終わりに

表紙の動物はグアナコというらしいです。あと、めちゃめちゃ関係ないんですが、頑張って和訳したんだろうなーみたいなアメリカンジョークがたくさん収録されていて微笑ましい。

それぞれの章の感想

1 章 イントロダクション

いい感じの導入

2 章 TypeScript : 全体像

TypeScript は JavaScript にコンパイルして実行されるよっていうことが書いてある。TypeScript は JavaScript の静的型付けバージョンのイメージ?SCSS と CSS のような感じ?

3 章 型について

TypeScript で扱う型の説明と、TypeScript は明示的に型付けしなくてもある程度型を自動で推測してくれるよっていうことが書いてある swift ととても似ていたので感覚は掴みやすかった。

4 章 関数

関数の宣言、呼び出し、よく使われる JavaScript の関数の機能の説明。少し JavaScript を勉強していたのでイメージがつきやすかった。ただ、関数の定義する方法や、this のバインドなどは特有の感じがしたので、実務で書きながら覚えたい。

5 章 クラスとインターフェイス

クラスの宣言、継承、インターフェイスの実装の解説。これも swift とかぶる部分があったため感覚を掴みやすかったが、ミックスイン、デコレーターのような少し特有の感じが出ると一気に難しく感じてしまったので、これも実務で書きながら学びたい所存。

6 章 高度な型

型の変性、型の絞り込み、型の拡大、完全性など、型の応用的な用法の解説。ちょっと僕には難しかったので、一応読みはしたが内容はほぼ入ってこず。眠かった。 実務でわからないところが出てきた時に辞書的に使用したい。

7 章 エラー処理

エラー処理の解説。swift で実装したことがあったので掴みやすかった。これは swift に限らず、エンジニアの方々なら感覚が掴めるのでは。

8 章 非同期プログラミングと並行、並行処理

JavaScript の非同期処理の解説。前半は理解できたものの promise のところの理解が難しかった。ここは大事そうなので後で復習したい。

9 章 フロントエンドとバックエンドのフレームワーク

DOM の操作や、React、Angular などの紹介。へぇ。っていう感じで目を通した。あくまで紹介って感じ。

10 章 名前空間とモジュール

TypeScript と JavaScript のモジュールシステムの解説。import とかの説明が書いてあったこの章は理解が難しくはなかった気がする。

11 章 JavaScript との相互運用

TypeScript から JavaScript を使用する方法の解説。JavaScript を TypeScript に移行する方法なども解説されている。型宣言などの概念はちょっと難しそうだったので後で復習したい

12 章 TypeScript のビルドと実行

コンパイルする JavaScript のバージョンの選び方や、TypeScript コードを npm に公開する方法などが書いてある。これはちょっと関係なさそうだったので軽く目を通した。

13 章 終わりに

いい感じの〆

結局本から学んだこと

結局、具体的に何を学んだかと言われると難しいですが、初心者が TypeScript の概要をざっと把握することはできた。あとは、実務のソースコードを読んでわからない部分があったときにこの本に戻ってきたり、ググったりしてわからない部分をその都度潰していくのが最短な気がします。最初から最後までたっぷり時間をかけて読み込むのもいいかもしれませんが、どうせ全部を覚えることはできないし、かかる時間のことを考えるとなんとも言えません。

TypeScript ってこんな感じなんやなってのがフワッとわかった。

最後に

書籍でプログラミングを勉強するって難しいっすね。どれくらいじっくり読むのかどれくらい流して読むのか。考えないと、時間だけが過ぎて行く気がします。

では、Bye